2月にW制限！2018年2月11日、TDLとTDSで入園制限｜Disney Colors

2018年2月11日、東京ディズニーランド・東京ディズニーシーで入園制限を実施

　昨日、2月11日(日)は、ディズニーランドとディズニーシーで入園制限、いわゆるＷ制限がかかりました。

　ディズニーシーでまず10:45～16:30に制限がかかり、ディズニーランドは遅めの12:45～16:30に入園制限でした。
　12時を過ぎての入園制限はかなり珍しく、レアケースだと言えます。

　今回の入園制限について、過去の混み具合を見つつ、その要因や今後の展望を分析していきます。

2月が空いていたのも昔の話、近年は連休中日だと入園制限の混雑になるのが2月

　パークをよく知っている人だと、1月や2月は閑散期で空いているというイメージがあるかもしれませんが、2月に関しては近年は全くそんなことはありません。
　2月に入園制限！？と驚いた方もいるかもしれませんが、過去の入園制限を見ても、けっこう例があります。

日付	パーク	入園制限
2013年2月10日 (日・三連休中日)	TDS	10:45～15:30
2015年2月7日(土)	TDL	11:40～16:00
2015年2月11日(水祝)	TDL	12:10～17:45
2015年2月15日(日)	TDL	11:30～13:30
2015年2月21日(土)	TDL	9:20～17:30
2015年2月21日(土)	TDS	12:30～14:45
2015年2月28日(土)	TDL	8:30～19:00
2015年2月28日(土)	TDS	11:20～18:00
2017年2月11日(土)	TDS	10:00～15:00
2017年2月26日(日)	TDS	10:30～14:00

　上記の例のうち、まず2015年はディズニーランドでアナ雪イベント『アナとエルサのフローズンファンタジー』が初開催され、映画の大ヒットと合わせて、驚異的な混雑になった年です。
　さすがにこの2015年は異常事態と言えるほどの混雑で、毎週末入園制限がかかっていましたね(笑)

　直近の2017年は『東京ディズニーシー15周年“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”』のグランドフィナーレ期間で、ディズニーシーが特に混雑した期間でした。

　ここで注目すべきは2013年2月10日の入園制限ですね。
　2013年の1～3月はイベントが開催されていませんでした。強いて言えば、ディズニーシーで『スウィート・ダッフィー』が開催されていたことと、期間限定の《タワー・オブ・テラー：Level13》が実施されていたころくらいでしょうか？

　それにも関わらず入園制限がかかったのは、やはり三連休の中日ということが大きいと思います。
　三連休の場合、前後に休みがあって外出しやすい中日がもっとも混雑し、普通の土日とは異なり、入園制限レベルの混雑になりやすい日です。

　実は2月に三連休があるのは、この2013年以来でした。
　2月の三連休は2011年にもありましたが、2011年は入園制限はかかっていません。2011年と、2013年や今年との違いは、入園者数の増加にあると思います。

　2012年度までの数年は、周年イベント以外では入園者数が2500万人台でしたが、2012年度に2700万人、その後は30周年イベントを機にずっと3000万人前後で推移していて、1年を通じて入園者数が増加して以前よりも混んでいると言えます。

　そして、近年はキャンパスデーパスポートで学生が非常に多いうえ、1～3月に規模の大きなイベントや期間限定のショーも開催するようになり、2月は平日も土日も混雑するようになっています。
　その状況で三連休があれば、中日に入園制限レベルの混雑になるのは十分あり得ます。

　また今回は2月3日にディズニーストアで、2月5日にディズニーeチケットで、ディズニーシーの前売券が完売となっています。
　初開催となったピクサーイベント『ピクサー・プレイタイム』でファミリー層がぐっと増えたことも要因と言えるでしょう。

　この3連休では『D23 EXPO JAPAN 2018』も開催されていて、もちろん無いよりは混雑する要因になったかとは思いますが、これを目当てにする人はおそらく展示やショップをまわるのにいっぱいいっぱいで、なかなかパークに行くことまではない(特に入園制限がかかる前の午前中にD23EJより優先してパークに行くことは考えにくい)ので、影響は小さいと思います。